Lifull

Finding Serendipity
-素敵な"偶然"が見つかる街歩き-

ユーザーが残した街の魅力やその時の感情を蓄積し、風景と重ねて表示することで、ひとりでは見つけることができなかった素敵な"偶然"を発見できるARプラットフォーム「Finding Serendipity by LIFULL HOME'S」。LIFULL DESIGNでは、コンセプト開発に始まり、ロゴ、グラフィック、WebおよびARアプリのUI/UXをデザインしました。

background

デジタル世界と
フィジカル世界が
融合していく未来

LIFULLはデジタル世界とフィジカル世界のどちらでも、シームレスに自分らしい暮らしができる社会の実現に取り組むべく、多くの著名なゲームタイトルを開発し世界をリードする AR企業の米Niantic社とARDKに関するパートナーシップ契約を締結しました。Niantic社とQualcomm社は2023年より両社が展開するXRプラットフォームを連携することを発表し、Apple社がVISION Proを米国で発売開始するなど、今後ますますデジタル世界とフィジカル世界の融合が進むことが予想されます。

※出典: IDC Spending Guide「Worldwide Augmented and Virtual Reality Spending Guide」

DEVELOPMENTデジタル世界と
フィジカル世界が
融合した時代の住まい探し

デジタル世界とフィジカル世界が融合した時代を見据え、LIFULL HOME'Sでは日常の街歩きと住まい探しを融合し、ユーザーの気持ちに寄り添ったタイミングでの情報を提供する新たな住まい探しの体験として、「Finding Serendipity」を企画・開発しました。

idea

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Finding Serendipityは、ユーザーが残した街の魅力やその時の感情を蓄積し、風景と重ねて表示することで、ひとりでは見つけることができなかった素敵な"偶然"を発見できるプラットフォームです。デザインプロセスでは、そうしたデジタル世界とフィジカル世界が融合した世界ならではの体験の流れを形にしていきました。

execution

街の魅力、感情、住まい。
街歩きを通じて素敵な"偶然"と出会うAR体験のデザイン

Finding Serendipityでは、街歩きの中で見つけた街の魅力や、その時の感情を「アンカー」として風景に記録できます。「アンカー」はAR上で他のユーザーも見ることができるので、街歩きをする中で、1人では知ることができなかった新しい街の魅力に偶然出会うことができます。またユーザーの関心に合う物件が近くにあるとホームズくんが通知を届けてくれて、その場で部屋の3Dデータや物件の詳細を表示することも可能です。
プロダクト開発においては、サービスを象徴する「感情アンカー」のデザインを起点に、キービジュアル、ロゴ、AR空間で様々な情報と出会う体験のフロー、およびインターフェースなどを展開していきました。

EMOTIONAL ANCHOR

街歩きの中でユーザーが残すことができる5種類の感情アンカーをデザインしました。日常のチャットコミュニケーションで絵文字やスタンプを利用するような気軽さを重視しつつ、遠くからでも、また3D空間で傾斜がついても識別できる形状、色彩を検証しています。

LOGO

サービスを象徴する感情アンカーをベースに、街歩きを通じて"偶然"と出会う、ワクワクするような体験をイメージしたロゴをデザインしました。

UI / UX

街歩きの中で発見した街の魅力は、5つの感情アンカー、そしてフォト、ビデオ、ARペン、ミュージックからなる「メディアアンカー」を通じてその場に残していくことができます。各種アンカーの記録、風景への投影、アンカーの統計表示、近くの物件情報、その他街情報の参照など、ARだからできる情報との出会い方、魅力を再発見していく体験を検証し、デザインしました。

WEB

result

技術先進層を中心に約400人がベータテストに参加、設置されたアンカーは東京都心を中心に2000箇所を超えました。
40件以上のメディア掲載に加え、「XR Kaigi 2022」のNiantic社のキーノートでも取り上げられました。

credit

  • CCO / Creative Director : 川嵜 鋼平 (LIFULL)
  • Project Lead / Planner / Director : 細谷 宏昌 (LIFULL)
  • Art Director : 田中 忍 (LIFULL)
  • Designer : 長谷部 志保 (LIFULL)
  • Designer : 岡野 颯 (LIFULL)
  • Technical Director / Planner : 上野 哲史 (LIFULL)
  • Production Manager / Technical Director : 秦 優 (Designium)
  • Lead AR Engineer : 水谷 友則 (Designium)
  • Cloud Engineer : 佐久間 祐介 (Designium)
  • AR Engineer : Alexson Chu (Designium)
  • AR Engineer : Matt Hudson (Designium)
  • Project Manager : 木村 紗希 (LIFULL)
  • PR Manager : 遠山 佳子 (LIFULL)
  • PR : 小田 裕美 (LIFULL)
  • Producer : 白石 淳二 (Niantic)
  • Producer : 山﨑 晴貴 (LIFULL)

release

2022/12/14

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